肩こりの悩み。マットレスで解決出来る?!

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寝ても肩こりが良くならない。起きると寝る前よりも肩がこっている。肩こりを伴う睡眠に悩んでいる人へ、肩こりを悪化させないためにマットレスの選び方を教えます!

1. 肩こりの原因はマットレスかも?

毎日うなだれたくなるような重い肩こり。寝て起きたら良くなるかも、という期待を込めながら眠っても、起きてみると良くなるどころか悪化している…なんて経験、ありませんか?

肩こりの原因は、主に「筋肉の疲労」と「血行不良」が上げられます。そしてその原因が、マットレスにもあるんです。

1-1. 肩こりの原因1:筋肉の疲労

肩は頭や首、腕を支えているため、常に負担がかかっているので疲労しやすい部位です。こり固まってしまった肩は、本来寝て休養をとることで疲労を回復出来ます。

しかし、使用している寝具によっては、自然な姿勢が保たれず、体重が特定の部分に集中してしまうことがあります。

例えば、柔らかいマットレスに沈んでしまいやすいお尻や腰、そして肩。

体が沈み過ぎてしまうと、すっと立っている時のような自然な形にならないんです。

まっすぐに立っている時、人の背骨はS字のカーブを描いています。

理想の寝姿勢は立っている時と同じく、背骨が綺麗なS字のカーブを描いていること、なのですが、腰部分が深く沈んでしまった場合などはそのS字が崩れてしまいます。

落ち込んだ腰に上半身もつられてS字カーブを崩していき、結果的に肩こりや腰痛の原因になってしまうんです。

1-2. 肩こりの原因2:血行不良

肩こりは、血流が滞ることでうっ血し、引き起こされると言われています。寝ている際、ずっと同じ姿勢でいたり、体の一部分にずっと体重がかかってしまっていたりすると、その負担がかかる部位が痛みますよね。それによって肩や首がこってしまったり、腰痛になってしまったりするんです。

その血行不良を防いでくれるのが、寝返りです。

寝返りを打つことで自然と血流が良くなり、滞ることがなくなります。その寝返りを打つのに重要となってくるのが寝具なんです。

たとえば、体が沈みすぎてしまうマットレスですと、寝返りを打つ際に力を使うので、体に負荷がかかってしまい、寝返りが打ちにくいんです。

体がどの程度沈むかは体重によって変わってくるので、ちょうど良い沈み具合のマットレスも人によって変わってきます。

つまり「肩こりに悩まされない」というような謳い文句のマットレスを使ったとしても、効果は人それぞれなのです。ネットやお店で評判が良いものでも、自分の体に合っているものでなければ、肩こりは良くなるどころか悪化してしまうこともあります。マットレス選びで大事なのは、あなたに合っているかどうかなんです。

マットレスに合う合わないなんてあるの?

と思う方もいるかもしれませんが、あります。すぐ寝付ける、気持ち良く眠りにつける…というのももちろんマットレスを選ぶ際に重要になってくると思います。しかしそういったものでも、あなたの体には合っていない可能性があるんです。触り心地が良かったり、柔らかかったりするものばかりに目をつけず、ちゃんと自分の体に合っているマットレスを選びましょう!

といっても、マットレスにも種類があり、どれが肩こりに良いのか分かりませんよね。そこで、どういったものが自分に合っているか、見極めるコツをお教えしたいと思います!

2. 高反発と低反発、どっちが良いの?

固さが特徴の高反発マットレスと、柔らかさが特徴の低反発マットレス。そのどちらの方が肩こりに良いのか、調べてみました。肩こりに悩んでいる方にオススメのマットレスは……

高反発マットレスです!

高反発マットレスは背骨をS字型に維持することが出来るものが多いので、肩こりの対策に繋がります。上述の通り、背骨がS字になっているのは腰が曲がったりしていない正常な状態の時です。

このS字カーブを崩すことなく正常に保てば、肩と腰にかかる負担も軽減します。

ただ、柔らかすぎても固すぎても、S字を維持することは出来ません。S字型を保つために一番良い固さは、体が3センチ程度沈むものだと言われています。

また、寝返りが打ちやすいマットレスも高反発マットレスの方だと言われているので、肩こりに悩んでいる方にはやはり高反発の方をオススメします。

高反発マットレスは体が沈み込み過ぎることがないので、寝返りの際に負荷がかかりません。

低反発に比べて寝心地は固めとなってしまうため、やはり好みは分かれるかと思います。しかし高反発にも、ほど良い柔らかさのマットレスもあります。

ちょうど良い柔らかさ、ちょうど良い沈み具合のマットレスを見つけ、肩こりに悩まされる日々とお別れをしましょう!

3. マットレスを見直しても肩こりが良くならない方へ

改善されない肩こりには、筋肉疲労や血行不良の他にも、肩こりが慢性化している場合、睡眠時の癖・病気がある場合があります。また、肩こりを起こさないために見直す寝具として、マットレスだけではなく枕も注目されることがあります。

マットレスを改善してみても肩こりが良くならない時は、他の理由に目を付けて、対処をしてみると良いかもしれません。

そこで、「肩こりが慢性化している場合」「睡眠時の癖・病気がある場合」「枕を見直す場合」に試してみると良いこと等をご紹介していきます。

3-1. 肩こりが慢性化しているかもしれない

慢性的な肩こりに悩まされている方に試してみてほしいのが、寝る前に肩をほぐすこと肩を温めること、の二つです。

肩こりが慢性化している人は、常に筋肉が疲労しており、それが血行不良に繋がっています。肩がこったまま眠ってしまうと、既にこっている肩にまた負担がかかり、肩こりが悪化してしまうことも。

また、肩こりで睡眠の質が浅くなることもあるので、寝返りもしにくくなることから、血行は悪くなっていくばかり。体を休めるために眠りについても、起床してみれば肩こりが悪化していた、なんてことになりかねません。

ですので、寝る前に軽く首や肩周りを動かして、少しでも肩をほぐしましょう。

首は、前後に動かす→左右に動かす→右回りで回した後に左回りで回してみると良いです。ただ、ひどく痛む場合や首に違和感を覚えたときなどは、無理をしないでください。痛みを我慢してストレッチをしても、それが悪化に繋がるかもしれません。

肩は、両腕の力を抜いた状態で大きく息を吸いながら両肩をゆっくり上げる→ゆっくりと力を抜きつつ、息を吐きながら肩を落とす、と、これだけで十分肩周辺をほぐすストレッチになります。

そして肩を温めましょう。温めることで、血管が広がり、血の流れが良くなるので、血行不良が改善されます。ただ、これは、上記のようなストレッチをしても痛みがない人のみにオススメしたい方法です。

痛みがある場合や、炎症を起こしている場合は温めない方が良いと言われています。炎症がひどい時は温めるよりも冷やす方が良いです。

ストレッチをしても問題がないか、冷やせば良いのか温めれば良いのか。その判断に困ったら、医師に相談してみるようにしましょう。

激しい痛みに悩んでいる場合などは、自己流で治そうとせず、医師の診断を受けることをオススメします。ひどい肩こりを放置していると、体の他の部分にも影響が及ぶかもしれません。

3-2. 睡眠時の癖・病気があるかもしれない

寝ている際、歯ぎしりをしてしまう人や、睡眠時無呼吸症候群の心配がある人。その二つが、肩こりの原因になっているかもしれません。

歯ぎしりをすることで、顎から首・肩周りの筋肉が使われます。就寝時、長時間歯ぎしりをしていると、その間に肩の筋肉も使われているので、筋肉が疲労してしまうんです。

睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。酸素がうまく取り込めないと、血液中に酸素が不足してしまいます。酸素不足によって肩こりが引き起こされることもあります。

どちらも、医療機関で診てもらうことが出来るので、病院を訪れてみましょう。

また、肩こりは心筋梗塞などの心臓の病気や、頚椎椎間板ヘルニアなどの首・肩周辺の病気によって生じている可能性もあります。胸が痛む人は心臓の病気を、首が痛んだり腕が痺れたりする人は首・肩周辺の病気を疑ってみましょう。

3-3. 枕を見直してみよう

顎が上に向いてしまっていたり、または下に向いてしまったり。枕によって頭の角度が変わってきますよね。それにより、首や肩周辺にも影響が出るんです。枕を選ぶ際に注目して欲しいのは、幅の広さ高さ固さ肩まで支えてくれる形状か、という4点です。

・まず、幅の広さについて。幅の広さは、寝返りを打っても枕から頭が落ちてしまわないくらいが良いです。寝返りを打った時に、枕から頭が落ちてしまうと、枕によって保たれていた適度な高さが失われてしまうので、首や肩に負担がかかってしまいます。寝返りを打つことを想定して、幅を確認してみましょう。

・次に高さですが、顎が上に向きすぎない、うつむくように顎が下へ下がりすぎないものが良いです。ほんの少し上を向く程度の高さがベストだと言われています。高すぎるものや低すぎるものは、首周りの筋肉が圧迫されてしまうので、自分に合った高さのものを選びましょう。

・固さは、固すぎず柔らかすぎないものが良いです。固すぎると頭が全く沈まないので、首や肩の筋肉が休まりません。柔らかすぎてしまうと頭が支えられず、沈み込んだ頭によって首・肩周辺に負荷がかかります。固くない、けれどしっかり支えられている、という寝心地の枕を選ぶと良いです。

・肩まで支えてくれる形状かどうか。肩こりに悩んでいる方は、この部分に一番気を使ってみても良いかもしれません。

普通の枕は、頭を支えてくれるものの、肩までは支えてくれないことが多いです。肩まで枕がないと、肩が浮いてしまう形になってしまい、それによって肩こりが生じてしまいます。その浮いてしまった空間を埋めて、肩も支えられるものの方が、肩こりの予防には好ましいです。

ただ長さがあれば良い、というものではありません。頭を支えている部分と同じ高さで肩を支えてしまうと、無理な姿勢で体を痛めてしまいます。頭の方が高くなっており、肩側にかけて次第に低くなっていく形のものがオススメです。

4. まとめ

1.寝返りの打ちやすさ、体の沈み具合に目を付けて、マットレスを見直す。

2.肩こりが慢性化している場合は肩をほぐし、肩を温める

3.睡眠時に歯ぎしり睡眠時無呼吸症候群などの癖や病気はないか。心臓や首・肩周辺の病気も疑ってみる。

4.寝返りを打っても落ちない幅のもの自分に合った高さのもの固すぎず柔らかすぎないもの肩まで支えてくれる形状のものがオススメ。

肩こりの改善に、上記4点があなたの参考になれば幸いです。

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